「石鹸のプロ」として洗顔石けんの良さを伝えるためにライター・ディレクターとして活動中です。
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純石鹸とはどんな石鹸?特徴を解説!
純石鹸という言葉を聞いたことがありませんか?
「純石鹸?無添加石鹸のことでしょ?」と思う方も多いでしょう。
実は無添加石鹸=純石鹸では無いのです。
純石鹸の特徴や、どんな人におすすめかについて、詳しく解説していきます。
目次
純石鹸とは
つまり、純粋な石鹸の成分だけでできているものが純石鹸です。
では、純石鹸には石鹸成分以外何も入っていないのに「無添加石鹸=純石鹸では無い」とはどういう事なのでしょう?
実は、「無添加石鹸」と呼ぶための厳密な決まりはありません。1つでも添加物が含まれていなければ「無添加石鹸」と言えます。
例えば、「香料は無添加だけど保存料は使っている」という場合に「無添加石鹸」と言って売り出しても、何の問題も無いのです。
実際に売られている石鹸でも、無添加と書かれてはいるけれど一部添加物を使っていないだけの物があるので、注意してください。
無添加石鹸の中で、石鹸の成分以外何も含まれていないものを純石鹸と呼びます。
なので、純石鹸=無添加石鹸であっても無添加石鹸=純石鹸では無いのです。
純石鹸には絶対に科学添加物が使われていませんので、無添加にとことんこだわりたい方におすすめの石鹸です。
市販されている純石鹸は以下のようなものがあります。
小さい石鹸が2つはいった製品です。
成分表示を見ると「石鹸素地」だけでできていますので、純粋な石鹸成分だけでできていることがわかります。
オリーブオイル、ローレルオイルを原料とした石鹸素地からできています。
大きな石鹸なので、全身洗いに使ってもコスパが高い石鹸です。
パーム油、パーム核油を原料とした純石鹸です。
白くて大きな石鹸が2つ入っています。
純石鹸の3つの特徴
純石鹸の特徴は、主に3つあります。
- お肌に優しい
- 1つで色々な使い方ができる
- 洗浄力が強い
3つの特徴について詳しく解説します。
お肌に優しい
純石鹸は、完全に石鹸素地だけでできている石鹸です。なので、肌への刺激になる防腐剤や香料などが一切入っておらず、お肌に優しい石鹸です。
また、石鹸に配合されている美容成分で、アレルギー反応が起こる可能性がまれにあります。ですが、純石鹸ならその心配もありません。
1つで色々な使い方ができる
純石鹸は洗顔だけでなく、色々な使い方ができます。
身体の洗浄をはじめ、洗顔、食器洗いや洗濯まで純石鹸が一つあればカバーできます。
洗浄力が強い
石鹸はアルカリ性なので、少量でも強い洗浄力が得られます。
皮脂汚れやタンパク質汚れに強く、しっかりとお肌の汚れを落とすことができます。しかし、皮脂を落としすぎること無く、必要な分は残したまま洗顔できます。
純石鹸がおすすめな人
こんな人は純石鹸を使うのがおすすめです。
- 無添加にこだわりがある人
- 石鹸1つですべて済ませたい人
- アレルギーが気になる人
無添加にこだわりがある人
石鹸はお肌に直接触れるものですし、無添加のものを使いたい!という方も多いと思います。
しかし無添加の石鹸を選ぶ際に注意したいポイントは「何が無添加なのか理解して買う必要がある」ということです。
無添加と表示があるから買ったは良いけれど、一部の添加物が無添加なだけという可能性があります。
純石鹸であれば、成分は完全に石鹸成分だけです。確実に完全無添加の石鹸を購入することができます。
石鹸1つですべて済ませたい人
純石鹸は、一つあれば様々な使い方ができます。
- 洗顔
- ボディウォッシュ
- 洗髪
- 洗濯
- 食器洗い
純石鹸は顔、身体はもちろん、髪の毛も洗えてしまいます。お風呂場に物を増やしたくないという人にはピッタリです!
お風呂以外でも洗濯や食器洗いにも純石鹸が使えます。
価格も非常に安いので、純石鹸は非常に経済的な石鹸です。
アレルギーが気になる人
洗顔石鹸には美容成分が配合されているものが多くあります。
例えば、ミルク由来の成分であったり、植物由来の成分であったり、石鹸によって様々なものが配合されています。
こういった成分はお肌のトラブルを解消する助けになってくれる一方で、アレルギーを持っている方はかえって肌が荒れてしまう可能性があります。
純石鹸なら石鹸成分以外は含まれていませんので、アレルギーが心配な方は純石鹸を使うのがおすすめです。
純石鹸をおすすめできない人
純石鹸がおすすめな人について解説しましたが、逆にこんな人には純石鹸の使用はあまりおすすめできません。
- 毛穴の黒ずみをしっかり落としたい人
- 保湿できる石鹸が良い人
毛穴の黒ずみをしっかりと落としたい人は、毛穴対策用の石鹸を使うのがおすすめです。
毛穴の黒ずみを落としたい人におすすめな石鹸
然 よかせっけん
シリカパウダーで毛穴汚れをサッパリ落としてくれます。
様々な美容成分が含まれている上に完全無添加石鹸なので敏感肌の方も安心して使えます。
保湿できる石鹸が良い人
ひどい乾燥肌で、どうしても洗顔後につっぱってしまって辛い!という方には純石鹸は不向きです。
純石鹸は石鹸素地だけでできているため、保湿成分なども一切配合されていません。
洗顔後の乾燥がどうしても気になってしまうという方は、保湿成分配合の石鹸をおすすめします。
保湿力重視の方におすすめな石鹸
もずの魔法石鹸
もずくのぬめり成分で、しっとり洗い上げる洗顔石鹸です。
さらに11種類の保湿成分でお肌の潤いをサポートしてくれます。
まとめ
純石鹸は、純粋な石鹸成分のみでできた昔ながらの石鹸です。
余計なものが入っていないので低刺激ですが、洗浄力が強く、乾燥しやすいというデメリットもあります。
敏感肌の方にはおすすめですが、乾燥肌の方には向いていません。
コストパフォーマンス面では非常に優秀な石鹸ですので、固形石鹸を初めて使う方は純石鹸から始めてみてもいいかもしれませんね♪