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ミヨシとシャボン玉石鹸はどっちが良い?6つの要素で比較!
お肌に優しく洗顔できると話題の無添加石鹸。
その中でも代表的なものはミヨシの石鹸とシャボン玉石鹸の石鹸です。
しかし、ミヨシ石鹸の無添加洗顔石鹸と、シャボン玉石鹸のシャボン玉浴用はどちらのほうがいいのでしょうか?
5つの要素で比較してみました!
実際に2つとも使ってみましたので、参考にしてみてくださいね。
目次
ミヨシとシャボン玉石鹸はどっちが良い?6つの要素で比較!
ミヨシとシャボン玉石けんは、どちらも長い間昔ながらの石鹸を作っている会社です。
無添加、低価格の固形石鹸が使いたい!となったら、まずこの2つの会社の製品が思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか?
実際どっちのほうが良いのか?というのは個人差があります。
今回は各メーカーでも代表的な製品、ミヨシの「無添加洗顔せっけん」とシャボン玉石鹸の「シャボン玉浴用」を比較してみました。
5つの要素で比べて見ましたので、ご自分の重視するポイントに合わせて見てみてください!
比較①価格重視ならシャボン玉浴用
まずは2つの価格を比較してみます。
ミヨシ石鹸 | シャボン玉 | |
内容量 | 40g×2個 | 100g×1個 |
定価 | 500円 | 140円 |
g単価 | 6.25円 | 1.4円 |
価格のより安いものが良いという場合は、シャボン玉浴用がオススメです!
ミヨシ石鹸は40gの、少し小さめな石鹸が2個入りで500円です。
洗顔ネットが付属しているので、ネットも一緒に欲しいという方はミヨシ石鹸でもいいかもしれませんね。
対して、シャボン玉浴用は100gの石鹸1個で140円です。
大きいのですぐに無くなりはしませんし、コスパ重視ならシャボン玉浴用をオススメします。
比較②成分は変わりなし
成分:石ケン素地
全成分:石ケン素地
比較した結果、ミヨシ無添加洗顔せっけんとシャボン玉浴用の成分・原料に違いはありませんでした。
どちらも牛脂とパーム核油が原料となる石鹸素地で構成されている純石鹸のようです。
純石鹸についてはコチラ!
➠純石鹸とはどんな石鹸?特徴を解説!
比較③製法は両方とも窯焚き製法
ミヨシ無添加洗顔せっけんとシャボン玉浴用は、両方とも窯焚き製法という、昔ながらの製法で作られています。
釜焚き製法とは
釜焚き製法とは、原料となる油脂を釜の中で加熱・撹拌し、水酸化ナトリウムを加えてケン化させる製法です。
昔ながらの製法で、純度の高い石鹸が作れます。
比較④品質重視ならミヨシ無添加洗顔せっけん
製品そのものの品質に差はありませんが、ミヨシの無添加洗顔せっけんは、酸化を防ぐための工夫がされています。
- 石鹸1個のサイズを小さくしている
- 脱酸素剤を封入している
一方、シャボン玉浴用はビニールの袋に石鹸だけが入っています。
使い切るのに時間がかかったり、買い置きしておいたりすると酸化して変色してしまうことがあります。
変色しても使用上問題はありませんが、どうしても油臭くなってしまったり、泡立ちが悪くなってしまいます。
酸化が気になる方はミヨシの洗顔石鹸を使ったほうが良いでしょう。
石鹸1個のサイズが小さい
ミヨシの無添加洗顔せっけんは、石鹸が酸化するまでに使い切れるように、小さいサイズに分けてあります。
2個入りなので、すぐに無くなってしまうということもありません。
脱酸素剤を封入している
ミヨシ 無添加洗顔せっけんは開封するまでの酸化を防ぐため、脱酸素剤を封入しています。
2個入りなので、開封したらもう一個も早く使い切らなきゃいけないのでは?と不安になる方も居ると思いますが、安心してください。
箱の中に石鹸2個が個包装されて入っており、さらに内袋の中には脱酸素剤が封入されています。
2個目を使い始めるまでの時間があいてしまっても、内袋を開封しなければ酸化が防げます。
自分のペースで使っても品質が落ちないのは嬉しいポイントですね。
比較⑤使いやすいのはシャボン玉浴用
3つの点から比較してみたところ、使いやすいのはシャボン玉浴用でした。
実際に使ってみて、大きさ・泡立ち・滑りやすさを比較しました。
使いやすい大きさはミヨシ無添加洗顔せっけん
手に持ったときのサイズ比較はこちら。
ミヨシ無添加洗顔せっけん
シャボン玉浴用
手に持ってみたときに、シャボン玉浴用のほうがかなり大きく、すこし持ちにくいと感じました。
使っているうちに小さくなっていくとは思いますが、開けたては少し使いにくそうです。
ミヨシ無添加洗顔せっけんは手のひらに収まるサイズで、泡立てるときにも持ちやすいです!
お風呂場でもかさばらないサイズですね。
泡立ちやすいのはシャボン玉浴用
両方共泡立てネットで泡立てたときと、手だけで泡立てた時で比較してみました。
ミヨシ石鹸 | シャボン玉 | |
ネット | ○ | ◎ |
手 | △ | ○ |
シャボン玉浴用のほうがサイズが大きく、擦れる面積が大きいためか、比較的簡単に泡立ちやすく感じました。
ミヨシ無添加洗顔せっけんは少し泡を作るのに時間がかかるように感じます。
どちらも10秒ずつ泡立ててみたときの写真です。↓
シャボン玉浴用
ミヨシ洗顔せっけん
どちらも泡立てネットでは簡単に泡が立てられましたが、手ではなかなか泡立てるのが難しく感じました。
洗顔に使う時は泡だてネットを使ってしっかりと泡立ててから洗顔してください。
滑りにくいのはシャボン玉浴用
陶器の洗面台の平らな部分に石鹸を置いて見たところ、シャボン玉浴用のほうが滑りませんでした。
ミヨシ無添加洗顔せっけんは小さくて丸いためか、平らな場所に置くと滑りやすく感じます。
比較⑥使用感は特に変わりなし
原料も製法も同じためか、使用感に特に変わりはありませんでした。
使用感はにおい、洗浄力、洗顔後のつっぱり感から比較しました。
においはミヨシ無添加洗顔せっけんのほうが弱め
石鹸に鼻を近づけて嗅いでみて比較しました!
かすかに原料臭がする。
原料臭が少し強め。若干油っぽいにおい。
においはシャボン玉浴用のほうが少しだけ強いように感じました。
どちらも石鹸の原料である油脂の匂いです。
しかし、洗顔中や洗顔後には匂いが気になることはありませんでしたので、どちらも問題なく使えそうです。
洗浄力は変わりなし
ミヨシ無添加洗顔せっけん
肌がキュッキュするくらいに、しっかりと洗えている感じがします。
特に洗い残し感はありませんでした。
シャボン玉浴用
さっぱり洗えている感じがします。
特に洗い残しは気になりませんでした。
洗浄力に関しては、特に変わりは無いように感じます。
つっぱり感
ミヨシ無添加洗顔せっけん
洗顔直後はつっぱり感が気になりますが、問題ない程度です。
洗顔後の保湿はきちんとしてくださいね。
シャボン玉浴用
多少のつっぱり感は感じますが、問題ない程度です。
洗顔後はしっかり化粧水などで保湿してください。
ミヨシとシャボン玉の石鹸はどっちがいいの?まとめ
ミヨシ無添加洗顔せっけんとシャボン玉浴用は、どちらも成分や製法は変わりありませんので、お好みで選んでみてください!
2つの石鹸のメリット・デメリットをまとめてみました。
ミヨシ 無添加洗顔せっけんがオススメな人
ミヨシ 無添加洗顔せっけんがオススメなのはこんな人です。
- 固形石鹸を洗顔に使うのが初めて
- 石鹸の酸化が気になる
- 小さめの石鹸が良い
石鹸に泡立てネットが付属してきますので、固形石鹸で洗顔するのが初めてという方は、ミヨシの石鹸を買えば別に用意する手間が省けます。
また、石鹸を新鮮に保てるように小さいサイズにしたり、個包装にされていたりしますので、酸化が気になる方にもオススメです。
シャボン玉浴用がオススメな人
シャボン玉浴用がオススメなのはこんな人です。
- 低価格で長く使える石鹸がいい
- 泡立てやすいものがいい
- 滑りにくいものがいい
シャボン玉浴用は1個100gと、大きめの石鹸です。
価格も140円と大変安価なので、価格重視の方にはオススメです。
そして、大きいので一度に擦れる面積が広く、泡立てやすい石鹸です。
また、平らでツルツルした場所に置いても滑りにくく、お風呂場で使いやすい形になっています。