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無添加石鹸のおすすめを紹介|安い・安全・高品質な石鹸3つ
肌に直接使うものはナチュラルなほうが良い!と良く聞きますよね。お顔の皮膚に使うものには特に気を使いたいです。
洗顔石鹸にも無添加のものがあります。では、無添加石鹸はなぜお肌に良いのでしょう?
無添加石鹸を洗顔に使う時のメリット・デメリットや使い方、おすすめの肌質等を解説します。
おすすめの無添加石鹸を実際に使用した時のレビューもしていますので、参考にしてください♪
目次
無添加石鹸が肌に良い理由
無添加石鹸が肌に良いのは、毒性のある成分が一切含まれていないからです。
肌荒れの原因を極力排除した洗顔料なので、肌が弱い方でも安心して使えます。お顔のデリケートな皮膚にちょうどよい洗浄力で、肌に必要な皮脂を残しつつしっかりと汚れを落とします。
科学添加物が含まれている石鹸での洗顔は必要な皮脂まで落としてしまいます。そのため、皮脂バランスが崩れやすくなり、ニキビや赤らみを始めとした様々な肌トラブルの原因となるのです。
泡立ちが良い、酸化しにくいなどの利点があるため、科学添加物が100%悪いものというわけではありません。
ですが、肌が弱い方には科学添加物は刺激が強すぎます。肌荒れや湿疹の原因になるので、敏感肌の方は無添加石鹸での洗顔がおすすめです!
無添加石鹸を選ぶときは「一部の添加物が無添加」という石鹸もありますので、注意してください。
詳しくはこちら⇛無添加石鹸とは
無添加石鹸で肌荒れする原因
無添加石鹸を使っていてニキビができたということはありませんか?
その原因には以下のようなことが考えられます。
- 泡立てが不十分
- すすぎが不十分
- 石鹸に雑菌が繁殖している
泡立てが不十分だとゴシゴシ洗顔になるので、肌に不要な刺激を与えます。無添加石鹸は泡だてにくいので注意が必要です。
また、すすぎが不十分でもニキビの原因になります。無添加石鹸は石鹸カスが肌に残りやすいので、最低30回はぬるま湯でよくすすいでください。
さらに、石鹸の下に水が溜まった状態で保管していると、そこから雑菌が繁殖し、ニキビの原因に繋がります。
防腐剤が配合されていない無添加石鹸は保管方法に注意してください。水はけの良い石鹸置きを使って菌が湧くのを防ぎましょう。
無添加石鹸を洗顔に使う3つのメリットとデメリット
無添加石鹸で洗顔すると、洗浄力が強い、アレルギーを起こしにくいというメリットがあります。コストパフォーマンスが高いのも大きな魅力です。
対して、無添加石鹸で洗顔するデメリットは主に酸化しやすいという点です。他に、泡立ちにくい、石鹸カスが出やすいという点があります。
無添加石鹸のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
デメリット
無添加石鹸で洗顔するデメリットは以下の3つです。
- 酸化しやすい
- 泡立ちにくい
- 石鹸カスが出やすい
無添加石鹸には防腐剤が入っていないので、なるべく早く使い切ってください。
そして、泡立ちにくいという特徴もあります。どうしても素手だと泡立ちが悪いので、洗顔ネットを使うようにしてください。
もう一点、石鹸カスが出やすく、肌への残留が気になるというデメリットもあります。
洗顔後はすすぎを念入りに行ってください。30回以上はすすぎを行うと、石鹸カスの残留が最小限に抑えられます。
メリット
無添加石鹸で洗顔するメリットは以下の3つです。
- コスパが良い
- 洗浄力がちょうどよい
- アレルギーを起こしにくい
無添加石鹸は安価で容量が多いため、コストパフォーマンスに優れています。
また、皮脂汚れとの相性が良く、洗顔では非常に優秀な働きをします。しかし必要以上に皮脂を取りすぎないので、無添加石鹸で洗顔すると、お肌に良い皮脂バランスを保てます。
無添加石鹸はの配合成分はシンプルです。そのため、アレルギーを起こしにくいというメリットもあります。
ですが、植物アレルギーを持っている方は天然成分であってもアレルギーで肌荒れしてしまう場合があります。その場合は純石鹸の使用がおすすめです。
無添加石鹸はアトピーでも使って大丈夫?
アトピーの方の洗顔には、「純石鹸」がおすすめです。
前述した通り、無添加を謳っている石鹸の中には「科学成分は無添加」という石鹸がありますので注意してください。
アトピー肌の方には天然の成分であっても肌への刺激になってしまうことがあります。最もアトピー肌に優しいのは石鹸素地と水だけでできた「純石鹸」です。
純石鹸でも牛脂か植物油かという原料の違いによって肌に合わないことがありますので、初めて使う石鹸は洗顔する前にパッチテストをしてから使用するのがおすすめです。
□簡易パッチテストのやり方□
- 石鹸を手のひらでよく泡立てます。
- 二の腕の内側に泡を付け、10分ほど様子を見てから洗い流します。
- 洗い流したあとは1日様子を見てください。
※パッチテストで問題が無くても、使いはじめてから肌トラブルが出る場合がまれにあります。その際はすぐに使用を中止してください。
無添加石鹸は赤ちゃんにも使える?
無添加石鹸は赤ちゃんに使っても問題ありません。
赤ちゃんは肌のバリア機能が未成熟なので、使う石鹸にも気を使わなければなりません。科学添加物や、合成界面活性剤の使われている洗浄料はデリケートな赤ちゃんの肌には不向きです。
赤ちゃんに使う石鹸は、無添加石鹸の中でも、石鹸素地と水だけで構成されている「純石鹸」がベストです。
無添加石鹸はシャンプーしても平気?
無添加石鹸でのシャンプーは、頭皮が健康な人なら問題ありません。
石鹸でシャンプーするメリットは
- 髪本来の健康な状態になる
- 頭皮のニオイを改善できる
- アレルギーの心配が少ない
- 抜け毛の予防になる
という事があります。
強い洗浄力で頭皮の皮脂を落とせるため、ニオイや抜け毛の予防には最適です。
しかし、カラーリングやパーマをしている人、頭皮が乾燥しやすい人は無添加石鹸でのシャンプーは注意が必要です。
石鹸でシャンプーすると生じるデメリットには
- 髪がきしんで絡まりやすくなる
- 頭皮が乾燥してしまう
- カラーが落ちやすい
などがあります。
乾燥肌で頭皮も乾燥しやすい人には石鹸の洗浄力は強すぎる場合がありますので、避けた方が良いでしょう。
また、石鹸での洗髪はカラーやパーマが落ちやすいので、気をつけてください。
石鹸シャンプーは髪がきしむ!
無添加石鹸でシャンプーをすると、最初のうちは髪にきしみを感じます。
石鹸シャンプー特有のきしみを解消するためには、石鹸シャンプー専用のリンスやクエン酸リンスを併用するのがおすすめです。
リンスを使うことによってキューティクルが引き締まり、髪が持っている保湿成分や栄養を閉じ込められます。
通常のシャンプーから無添加石鹸に乗り換えた場合、髪のハリ・ツヤが元に戻るまで3ヶ月程度かかります。
短期での効果は見込めないので、石鹸でシャンプーをしたいと考えている方は注意です!
無添加石鹸での洗顔がおすすめの肌質
無添加石鹸での洗顔がおすすめなのは敏感肌の方です。
少しの刺激でも過敏に反応する敏感肌には低刺激な洗顔料がベスト。
無添加石鹸にはバリア機能を低下させる添加物が配合されていません。お肌のデリケートな敏感肌の方にこそ、無添加石鹸をおすすめします。
では、無添加石鹸が向かないのはどんな肌質かというと、特にありません。
原料や配合成分の一部が合わずに肌荒れを起こしてしまう可能性はありますが、無添加石鹸だから合わないという肌質はありません。
もし無添加石鹸が肌に合わないな、と感じたら違う無添加石鹸で試してみてはいかがでしょうか?
無添加石鹸の選ぶ時の4つのポイント
無添加石鹸を選ぶ時のポイントは大きく4つあります。
- 成分で選ぶ
- 原料の油脂で選ぶ
- 製法で選ぶ
- 価格で選ぶ
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
成分で選ぶ
配合成分は無添加石鹸を選ぶ際の重要なポイントです。
無添加石鹸には、大きく分けて
- 完全無添加
- 科学添加物無添加
の2種類があります。
成分表示を見て「石鹸素地」「水」の二種類だけの石鹸は完全無添加の石鹸です。
完全無添加の石鹸は刺激を極力抑えられるという利点がありますが、保湿力や美容効果はありません。
シンプルな石鹸や安価な石鹸を使いたい方、敏感肌の方におすすめです。
科学成分無添加の石鹸は、石鹸成分の他に天然由来の成分が含まれています。
保湿力が高い、美容効果が得られる、香りが良いなどの利点があります。
しかし、敏感肌やアレルギー体質の方には天然成分でも刺激になる場合があります。
原料の油脂で選ぶ
石鹸素地の原料は主に
- 植物性油脂
- 動物性油脂
の2つにわかれます。
植物性油脂の特徴
植物性油脂だけで出来た石鹸は、動物性油脂を原料とした石鹸よりも泡立ちが良いという特徴があります。
しかし動物性油脂と比べると洗い上がりはさっぱりします。
また、原料臭はあまり強く出ません。
代表的な油脂はパーム油、パーム核油、ココナッツ油などです。
動物性油脂の特徴
動物性油脂の石鹸は肌なじみがよく、潤いが残るのが特徴です。
しかし、変色しやすく、原料臭が強めです。
代表的な油脂は牛脂です。
製法で選ぶ
石鹸の製法は大きく分けて2つあります。
- 機械練り製法
- 枠練り製法
それぞれの特徴を詳しく解説します。
機械練り製法
安価で大量生産ができます。
しかし、水に溶けやすい、美容成分がほとんど含まれないというデメリットがあります。
もっと詳しく見る⇛機械練り製法とは?
枠練り製法
美容成分・保湿成分を多く配合できます。
しかし、洗浄力が弱いものがあったり、手間がかかるため高価になりがちです。
もっと詳しく見る⇛枠練り製法とは?
価格で選ぶ
石鹸は商品によって内容量が大きく異なります。単純な価格だけではなく、無添加石鹸を選ぶ時は100gあたりの金額で見ることをおすすめします。
ですが、大きくて安いだけでは生じる問題があります。
無添加故に酸化しやすいので、3ヶ月以内に使い切れる分量が良いでしょう。ご自分のライフスタイルに合わせた大きさの石鹸で、もっとも安いものがベストです。
おすすめの無添加石鹸3つの口コミ・使用レビュー
おすすめの無添加石鹸を3つ紹介します。
口コミ、実際に使った感想も記載していますので、参考にしてください。
パックス化粧石けんE
値段 | 最安値 ¥199~ |
原産国 | 日本製 |
オススメの肌質 | 乾燥肌、敏感肌 |
美容成分 | ビタミンE、グリセリン |
強み | ビタミンE配合で、優しくお肌の潤いを保ちます。 |
パックス化粧石けんEの効果
パックス化粧石鹸Eは95gの石鹸が3個入りで定価324円と、かなり高コスパです。
石鹸素地の他、ビタミンE、グリセリンという天然由来の保湿成分を2種類配合しています。肌に優しく、しっとりした洗い上がりの石鹸です。
パックス化粧石けんEの口コミ
■悪い口コミ■
少し小さいので残念でした。すぐなくなっちゃいそうなのでもう少し大きいサイズの石鹸にしてほしいです。
低評価のものには「減りやすい」「小さい」「管理が大変なので個包装にしてほしい」という口コミがありました。
パックス化粧石鹸Eは、価格が安く抑えられている代わりに包装が簡易的です。開封後は酸化を防ぐため、使わない石鹸をチャック付きの袋に入れるなどの一手間が必要になります。
手のひらサイズの石鹸のため、大きい石鹸のほうが良いという方には不向きです。
□良い口コミ□
使い心地がいいんです。
しかも安い!
これで洗顔してもつっぱらなくていいです。
高い洗顔料使うのがばかみたいです。
せっけん大好き!
良い口コミには「お肌に優しい」「保湿効果がちゃんとある!」「何度もリピートしている」というものが多くありました。
ビタミンEがしっかりとお肌を保湿してくれているようです!
さらに「石鹸カスが出にくくて助かる」と言った声もありました。排水溝の詰まりや、カビの原因になる石鹸カスが出ないというのは些細ですが嬉しい点ですね。
パックス化粧石けんE 体験レビュー
ひとつひとつは扱いやすいサイズ感です。
泡立てネットを使わなくても簡単に泡立てることができました。
少し小さめのサイズなので女性の手のひらでも泡立てやすいです。
メレンゲのような、柔らかくしっかりとした泡ができました。
洗い上がりはつっぱらず、しっとりめです。
保湿力が高く感じますので、乾燥しやすい冬場にも問題なく洗顔できそうです。
ねば塾 白雪の詩
値段 | 最安値 ¥219~ |
原産国 | 日本製 |
オススメの肌質 | 敏感肌 |
強み | 色素、香料、添加物不使用の優しい石鹸です。 |
ねば塾 白雪の詩の効果
白雪の詩はパーム油を原料とした純石鹸です。肌に優しく、さっぱりと洗顔できます。
洗浄力が高いため、くすみが改善されて肌が明るくなったという方も居るようです。
ねば塾 白雪の詩の口コミ
■悪い口コミ■
可もなく不可もなく!
低刺激で安心して使えるけど肌になんの変化もない!
この値段でそこまで求めるのはどうかなって思うけど これを使うならちょっと高くても何か肌に変化があるものを使いたい
悪い口コミには、「特に何が良いとかは感じられない・・・」「なんてことのないシンプルな石鹸」というものがありました。
白雪の詩は純粋な石けん成分だけでできているため香りや美容効果はありません。
安心して使える石鹸ではありますが、何か特別な効果がある石鹸が使いたい!という方には不向きです。
□良い口コミ□
とってもいい石鹸です!
こちらを使用する前はシャボン玉石鹸を使っていましたが、こちらの方が泡立ちが凄い!
ふわっふわの泡で全身洗えてとても気に入っております
「価格が安いし長持ちする!」「泡立ちがいい!」などの口コミが多くありました。
純石鹸なので、洗顔だけでなく、体を洗ったり、シャンプー代わりにしたり、洗濯や食器洗いにも使えます。
一個が大きい上に1セット2個入りですので、コスパはバツグン! 石鹸をあまり増やしたくないという方にもピッタリです♪
ねば塾 白雪の詩 体験レビュー
実際に白雪の詩を使って洗顔していきます!
1つ180gというビッグサイズです。 片手に収まりきらないくらいのサイズ感なので、全身洗ってもすぐには無くなることはなさそうです。
新品は大きくて泡だてにいため、ネットを使用して泡を立てると簡単にしっかりとした泡ができました。
肌触りがなめらかな泡で気持ちよく洗顔できました。
泡切れがよく、すすぎまでさっぱりと行えます。
洗顔後は多少のつっぱり感がありましたので、すぐに保湿する必要があります。
ミヨシ 無添加洗顔せっけん
値段 | 最安値 ¥337~ |
原産国 | 日本製 |
オススメの肌質 | 脂性肌、普通肌、混合肌、敏感肌 |
強み | 完全無添加にこだわり、お肌に優しい石鹸です。 |
ミヨシ 無添加洗顔せっけんの効果
ミヨシ 無添加洗顔せっけんは牛脂とパーム核油を原料に作られており、泡立ちやすくなめらかな石鹸です。
牛脂は人の皮脂に似たオレイン酸を多く含んでいて、肌に馴染みやすい油脂です。 もう一つの原料、パーム核油は石鹸の泡立ちを助ける効果があります。
石鹸素地以外には何も配合されていない、完全無添加のシンプルな石鹸です。
ミヨシ 無添加洗顔せっけんの口コミ
■悪い口コミ■
無添加…と言うので購入、泡は心地よかったけど洗顔後どうも顔がつっぱってしまう(゜ーÅ) 残念無念!
悪い口コミには「洗い上がりが突っ張ってしまう」「1個のサイズが小さい」というものがありました。
乾燥肌の方は洗顔後に化粧水やクリームなどでしっかり保湿する必要があります。
また、小さめの石鹸が二個入りなので、コスパ面では十分ですが、大きい石鹸のほうが使いやすい人には不向きです。
□良い口コミ□
どんな肌の人にも大丈夫なんじゃないかと思うほど、敏感肌の友人には好評です。自分も便敏感肌ではありませんが頼りにしてます。
肌にやさしいのにしっかりと汚れを落としてくれる無添加のやさしさと強さを感じました。
良い口コミには「匂いが無くて使いやすい」「敏感肌でも使える!」というものがありました。 シンプルな石鹸が好きな方は高く評価しているようです。
また、石鹸成分以外は何も含まれていないため、敏感肌の方が使っても刺激になりにくいようです。
ミヨシ 無添加洗顔せっけん 体験レビュー
実際に無添加洗顔せっけん固形で洗顔していきます。
石鹸自体に防腐剤が含まれていないため、脱酸素剤を入れて個包装されています。 開封するまでの酸化を防いでくれるため、使う直前まで新鮮な状態で保存できます。
匂いは特にありませんでした。 鼻を近づけるとかすかに原料臭がする程度なので、洗顔中も気になりません。
付属のネットは固くて泡だてにくく感じましたが、別のネットを使えば簡単に泡立てられました。
泡はクリームのようで弾力はあまりありません。優しい感触です。
洗い上がりはさっぱりしています。 時間が経つと若干のつっぱり感を感じますが、問題無い程度でした。
まとめ
無添加石鹸は主に敏感肌におすすめの洗顔料です。
なかでも2種類に分けられ、
- 完全無添加
- 科学添加物無添加
のうち敏感肌に最適なのは完全無添加の石鹸です。
天然成分だけでできている「科学添加物無添加」の石鹸にも美容成分が含まれている、保湿力が高いなどの利点がありますので、肌質・目的で選んでみてください。
洗顔石鹸.comでは、今回紹介した3つの石鹸以外も敏感肌向けの石鹸を体験・レビューしています。
興味があったらぜひご覧ください♪